店に入ると奥のソファーでAKIHIDEは優雅にコーヒーを飲んでいた。手元には1冊のノート。
書きなぐられた言葉が並んでいた。あなたに気付いたAKIHIDEはこう言った「実は曲の詩がまだ出来てないんだよね。そういえばコーヒーって昔は胃薬だったこと、知ってる?」。レコーディングとは関係ないうんちくを意気揚々と語るAKIHIDEをあなたはとりあえずスタジオに連れ帰ることにした。手を引かれて歩くAKIHIDEはまるで迷子の子どものようだった。

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