「久しぶり、元気？最近の調子どう？」
定番の挨拶を交え、すこし探りをいれた。
「最近忙しい？」
その質問にAKIHIDEは
「うん、忙しい」
秒殺だった。そこで話は終わる。
しかし
数日後MAKOTOの携帯にAKIHIDEからのコールが鳴る。
「最近どう？」
またしても定番の挨拶から始まり
「まこっちゃん、なんか新しい音楽やってみない？」
それはAKIHIDEからの誘いだった。
AKIHIDEはMAKOTOの熱いドラミングを昔から気に入っていた。
もちろんMAKOTOは二つ返事でOKした。
しかしこの時二人とも、もう一つの家（バンド）を持ち
それと平行して始めることにした。
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